コペン情報

2021.12.21

試乗記事の裏側

 今回福島の情報媒体である「ぐるっと福島」様にコペンの試乗記事を書いていただきました!

  

こちらではそのお礼(?)として少し補足をしたいと思います。

  

メインとして記事を書いていただいたのは渡辺さんという女性で、内容もまさに初心者が乗りました!という感じでしたが、むしろそういうのも大事だと思います。変に知識だけインプットだけされた人よりもその時受けた感覚を大切にしますからね。

コペンの試乗の際は基本的に私が担当をする上で、会社としての事情も絡む場合もありますが、それ以上に「分かろうとしている人」を蔑ろにしたくないという思いが強いです。

車への付き合い方は人それぞれですが、それは身に着けている知識、技術、求めるモノ等も人それぞれ違うという事でもあります。その部分を素早く把握し、その人に沿った試乗の仕方、話す内容も合わせられるように心掛けております。

  

そして今回の記事として大事なのはこの後

  

男性の佐藤さんという方も同伴され、GRコペン、旧型コペンどちらも試乗され、以下のような内容を書かれています

  

私自身、大の車好き・・という訳ではありませんが、そんな私でも、とにかく楽しいクルマだということは身を持って体感しました!

  

これがコペンを作った人たちがまさに感じて欲しいと思っていることではないでしょうか?

  

  

この本はいわゆる開発ヒストリー的な内容になっていまして、開発の方の思いなども書いてあります。

その中でダイハツが作る全ての車は誰もが楽しく運転出来て、安心して乗れ、性能や機能が充実している、というのを理想とし作られているようで、新型コペンはその中でも「低慣性」という走行性能のイメージの中で開発を進められたそうです。

(内容をより知りたい方は是非ご購入してください)

  

私も新型コペンに乗った時、低慣性なんて言葉は知らなくてもそういった感覚は感じる事が出来ました。記事を担当した渡辺さんも遠心力が違うという形で感じていたようですが、こうやって開発者の方向性をきちんと感じられたことは、…なんというか嬉しい事ですね。

  

ただし、コペンも制限のある中で作られている車ですので、新車(ノーマル)から良い所だらけの完璧な車ではありませんし、たとえカスタムをしようとしても全てを叶え受け止めてくれる車でもありません。

制限の中で楽しむのか、別の車で叶えるか等そういうのは本当に人それぞれで良いのだと思います。

ただその考え方としての柔軟性は保ちたいですね。